Hello Thailand.

タマサート大学留学生のタイ滞在記

タイに戻って感じたこと。

 

去年の暮れ帰国するときにはもう二度と来んかもって思って去ったタイに、気づけば3ヶ月も経たないうちにまた舞い戻ってきました。

 

理由はタイに行きたかったからではなく、サークルの先輩たちとの卒業前最後の旅行にどうしても行きたかったから。

自分は団体に入ってから後半はずっと留学であんまり思い出がつくれなかったと思う。

それでも今またこうして仲良くしてくれる先輩たちには、本当に感謝です!

 

 

今回の滞在は一人旅から始まって、中盤から先輩たちと合流。タイ→ベトナム→タイを1週間で回って帰国しました。

 

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早朝に一人バックパック背負って鉄道に乗り込んで、やっぱり暑くて前髪が汗でおでこにくっつくかんじとか髪の毛が半袖の肩にパラパラ触るかんじとか、うわぁタイ戻ってきてる…ってそこで実感した(笑)

 

頭痛がした気がして慌ててEVE持ってきたか確認して、そしたら留学中色んな人に迷惑かけたこととかも思い出して、忘れたらいけないことを日本では普段なかなか思い出せてない気がした。

 

バンコクで会ったタマサートの友達は昔よりもうんと立派で素敵になってた。

少ししか離れてないのに、海外にいる子たちの成長は日本で過ごす時間よりもやっぱりずっと速いと思う。でも海外にいるぶん、みんな必ずそれぞれに障害はあって、それにちゃんと向き合って考えて、方法手段を見つけて実践して、って姿勢はなかなか真似しようと思ってできるもんじゃない。

みんな本気で今の自分からもっと良くなりたい・変わりたいって思って努力してるのがヒシヒシと伝わってきた、、

誰かの真似ばっかりじゃなくって、今の自分をどうバージョンアップさせるのかが一番重要なんかもしれん。

 

 

バンコクを離れてベトナムに向かった先で、21回目の誕生日が来た。

16・20・21歳と海外で誕生日を過ごしてきた中では一番嬉しくない誕生日やった(笑)

 

まず達成感がなかった。自分の中での理想の21歳像に自分が達してる気がせんくて。

でも まなみは何を目指してるんか分からん って先輩に言われて、たしかに自分でもよく分からんかった。ただ自分の粗探しばっかりしてて、だから自信がないんです!で誤魔化そうとしてたけど、この一年でもっと自分が得たことについても考えるべきやった。

 

ベトナムは初めての滞在やったけど、個人的にはやっぱり戦争証跡博物館に行けたのが一番よかったと思う。

知ることは考えることの第一歩 って言葉はまさにその通りで、いつの時代になっても見たり聞いたりして情報を自分の体に取り入れることなしには、絶対当時に立ち返って同じ思いを共感するってことはできひんと思った。

東日本大震災も3.11以外の日に普段から考えて生活をしてるってことは自分の場合少ない。だからこそせめてその一日くらいはネットでニュース記事読み返したり、YouTubeで当時の映像見たりした。自分にできることは本当に少ないけど、何もせんよりはマシ。

 

 

ベトナムからタイへ戻って、今度は4人での滞在。

先輩3人のうち2人は留学来る前に一緒にタイに来たことがあって、でも今回はその時とも全然違う気持ちで自分はタイにいたと思う。

 

まず必要以上に必死に先輩を楽しませようとしてる自分に笑った(笑)

自分ではまったく気づいてなかったけど、思ってた以上にタイ・バンコクに関する知識は身についてたみたいで、やっぱり得たことはあったみたい。

 

案内してると自分がどれだけタイの人や土地に対して愛着があるか分かった。自分はここで誰かに自慢したいものがいっぱいあるんやって気づいた。

 

最終日には自分のわがままでローカルな場所にも案内したけど、まさか留学してた頃は自分がこの場所をこんな親しい人たちと歩けるなんて思ってなかったから、なんでもない場所でも一人で感動した。

チャオプラヤ川の船・MRTの駅のホーム・79番のバスとか、よく一人悲しくなりがちやった場所で先輩たちと笑ってもう一回足を運べたことがすごい嬉しかった。

 

この旅が終わって、先輩に まなみありがとう って言ってもらえて、少しは人の役に立てるようになれたことに安心した。

まだまだ自己嫌悪する癖は抜けてないし豆腐メンタルやけど、それでもほんまは頑張ってるんやな って言われるとすぐ泣きそうになる。自分の不器用さに呆れる(笑)

でももうこれでもいいやーって思うようにもなったかも!

いっぱい損してもいいし、結果的に自分が納得できるやり方で頑張りたい。

 

 

21歳はできる限りポジティブに!笑

実りある1年になりますように^^